「運動中の歯・口のけが、マウスガードで予防策/宮城県」
運動中に起きる歯や口のけがの予防策を知ってもらおうと、
宮城県歯科医師会は3月16日、
「トップアスリートになるために―オーダーメード・マウスガードで歯と口を守ろう」
と題したシンポジウムを、仙台市青葉区国分町の県歯科医師会館大講堂で開いた。
あごの骨折や歯肉の損傷などの外傷は、
激しい接触プレーのある競技で起きることが多い。
このため予防手段として、口に付けるマウスガード(マウスピース)が普及してきた。
県歯科医師会によると、マウスガード装着はボクシングや
アメリカンフットボールなどで義務付けられ、
2007年からは高校ラグビーでも義務化された。
ラクロスやアイスホッケー、空手でも装着を促す動きが広がっているという。
シンポジウムでは、ラグビーの元日本代表で、
横河電機ラグビー部ゼネラルコーチの吉田義人さん(39)が
「スポーツアスリートにおける健康管理」と題して講演した。
続いて行われる意見交換には、吉田さんのほか、
東京歯科大准教授(スポーツ歯学)の武田友孝さん、
宮城県高体連ラグビー専門部委員長の滝井隆太さん、
県歯科医師会常務理事の山形光孝さんらが参加。
マウスガードの予防効果や選手の健康管理について話し合った。
県歯科医師会学校歯科委員の菊池淳一さんは
「運動を生涯楽しむためにも、スポーツ歯学の研究成果を広く知ってほしい」
と、競技指導者らに参加を呼び掛けた。