文科省は「平成19年度・学校保健統計調査」の結果を取りまとめた。
このうち「疾病・異常の被患率調査」では、幼稚園から高校までの
全ての階層でむし歯(齲蝕)が最も高く、同省担当部局は
「平均で約1.8%減少しているが、依然として最も被患率の高い疾病・異常であり、
引き続き改善策を講じる」と解説した。
罹患率調査の対象項目は、歯科領域では(1)むし歯、
(2)歯列・唆合(の異常)、(3)歯垢の状態、(4)歯肉の状態、
(5)顎関節症、(6)その他の歯・口腔の疾病・異常、の6項目。
医科領域では、(1)裸眼視力1.0未満の者、(2)喘息、
(3)鼻・副鼻腔疾患、(4)心電図異常、(5)心臓の疾病、
(6)腎臓疾患、など20項目。
合計で26項目が対象であり、昭和52年調査から一貫して
"蝕蝕"が最大疾病となっている。
これについて同省では、
「例えば腎臓疾患と齢蝕の被患率を単純に比較することは出来ない」
と前置きした上で、
「むし歯によって様々な疾患等が誘発されることは承知しており、
児童・生徒の将来を見据えて対応する」、
「学校歯科や地域歯科医療を担っている方々にも引き続き協力を求めていく」
と要旨解説した。