政府は1日、「食育に関する意識調査」の結果について発表した。
国民全体のメタボリックシンドロームに対する認知度は高く、
「言葉も意味もよく知っている」は58.5%、「意味も大体知っている」は29.1%で、
両者を合わせると87.6%に上った。言葉に対する認識が高い一方で、
予防や改善のための食事・運動を継続的に実践している人の割合は低く、
30.3%にとどまった。
年代別に見ると、高い年齢層になるほど「メタボ対策」への意識が
定着している傾向が示された。
予防・改善を継続的に実践している人の割合は、男性は20代が19.4%、
30代16.2%、40代27.8%、50代28.9%、60代40.2%、70以上46.8%だった。
女性は20代が14.1%、30代12.7%、40代20.5%、50代28.6%、60代45.7%で、
70歳以上が35.1%だった。
男女とも60歳以上で、国民全体の平均30.3%を上回った。
一方、食生活に悩みや不安を感じている人は全体の44.3%に及んだ。
男性は32.7%で、「ほぼ3人に1人」。
女性は53.2%で「2人に1人」だった。
不安を感じている人のうち81.0%が食品の安全性について関心を示しており、
最近の社会的問題による影響がうかがえた。
同調査は今回で3回目。
国民の食に対する意識を把握することを目的に実施している。
全国20歳以上の3000人を調査対象に、全体の58.2%に当たる
1745人から回答を得た。