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骨粗鬆症薬であご骨壊死 人工歯根手術に成功 歯科医師、学会に報告へ

石川県七尾市の室木歯科口腔外科医院の室木俊美院長(52)は、
骨粗鬆症の代表的な治療薬、BP系薬剤の副作用で
抜歯後に下あご骨が壊死えしした患者へのインプラント手術に成功した。
室木院長は来年1月に治療例を学会に報告する。

同症例の報告は国内で急増しており、関係者は治療ガイドラインなどの
対応策確立に向けた一歩になるとして期待を寄せる。

同薬剤は現在、国内で約100万人が服用しているとされる。
副作用については、今年に入って日本口腔外科学会と
日本歯科医師会が相次いで会員に文書で注意を呼び掛けた。
壊死の仕組みなどについて解明されていない部分が多い。

室木院長の確認したあご骨壊死の男性(64)は約2年3カ月間、
同薬剤を服用しており、抜歯の1カ月後に症状が顕著になった。
室木院長は投薬を2カ月休止して壊死した骨を摘出し、
さらに3カ月後の今年3月、インプラント手術を施した。
術後の経過は良好で、壊死再発の恐れはほぼないという。

室木院長は来年1月24日に大阪で開かれる日本口腔インプラント学会
近畿・北陸支部総会学術大会で治療例を発表する。
室木院長は「投薬が休止できない患者もおり、歯科治療の緊急性を
見極め判断する必要がある。処方医と歯科医の情報共有が大前提だ」
と語った。
金大附属病院歯科口腔外科の中川清昌准教授は
「症例急増が今後予想されるが、対応は緒に就いたばかり。
今回のような治療例の蓄積とそれに基づく処置ガイドラインの確立が急がれる」
と話している。


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2009年01月25日 14:15に投稿されたエントリーのページです。

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