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初期虫歯に歯磨き有効 岡山大大学院 下野教授ら調査

歯に穴が開く前の初期虫歯の段階で子どもに正しい歯磨きを指導すれば、
8割近い歯で改善されることが、岡山大大学院の
下野勉教授(小児歯科学)らが行った追跡調査で分かった。 
「虫歯は治らない」との考え方から、初期虫歯でも歯を削って
プラスチックを詰める外科的治療が多いが、下野教授は
「正しい歯磨きで良くなることが証明された。子どもの虫歯治療に
一石を投じたい」としている。

調査は花王ヒューマンヘルスケア研究センターと共同。
姫路市内の小学4~6年生で、初期虫歯が確認された
35人の歯103本について、2006年4月から5カ月間、
経過観察と歯磨き指導を行った。
偏光フィルターをつけたカメラで歯を撮影、画像を解析した。

その結果、2カ月後に64・1%の初期虫歯が小さくなるなどして減少。
34・0%は増加したが、そのうち72・7%は歯磨き指導して
その3カ月後には減った。5カ月間全体では79・6%で減少した。

初期虫歯の面積も平均9.4平方ミリが2カ月後に7.5平方ミリ、
5カ月後には6.3平方ミリと、当初より32・3%小さくなった。

初期虫歯は、虫歯のもとの細菌が作る酸によって
歯の表面のエナメル質からカルシウムやリン酸が抜けて、
歯の密度が低くなる状態。
今回の指導では、カルシウムやリン酸を取り込んで再結晶化し、
歯を補強する効果があるフッ素の含まれた歯磨き粉を使った。

下野教授は「永久歯が生えそろう小学校高学年が効果が高く、
早期診断システムの開発につながることを期待したい」と話している。

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2009年01月25日 14:28に投稿されたエントリーのページです。

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