今年1月に川崎市夢見ヶ崎動物公園に“婿入り”した
レッサーパンダの「カツオ」(オス6歳)が、
重症の歯周病を患っていることがわかり、
奥歯など4本が抜けた。
治療に専念するため、同公園は当面の一般公開を取りやめており、
「6月中は様子を見て夏に復帰させられれば」と話している。
カツオの異状がわかったのは6月4日朝。
左目の下が腫れ、目薬を差しても治らないため、
麻酔を打って口内を診察したところ、歯周病とわかった。
歯ぐきが炎症を起こして、歯数本がぐらついており、
奥歯などはピンセットで抜けた。
抗生物質を注射して、獣舎奥の寝室で静養していたが、
腫れがひいてから活発に動き回っているという。
レッサーパンダは一般的にササを好むが、カツオはあまり食べず、
固形飼料やバナナ、リンゴなどを好むのが原因とみられ、
飼育担当で獣医師の河尻睦彦さん(49)は
「ササは繊維質で歯磨き効果がある。歯に汚れがたまったのではないか」
と話す。
同公園では現在、パートナー「明明(ミンミン)」(メス9歳)
だけが公開されている。