においに関する意識調査 一位「口臭」
においに関する意識調査 一位「口臭」
日ごろ最も気になる「におい」は、自他共に「口臭」。
江崎グリコがこのほどまとめた「においに関する意識調査」で、
こんな結果が出た。
調査は5月20、21日に、全国の20-50歳代の男女合わせて
800人を対象にインターネット上で実施した。
調査結果によると、日ごろ気になる他人のにおいのトップは
「口臭」(82.0%)で、以下は「汗臭さ」(66.8%)、
「たばこ」(60.5%)と続いた。
日ごろ気を付けている自分のにおいは「口臭」(77.8%)、
「汗臭さ」(72.4%)、「足・靴下」(40.6%)の順で、
自他共に最も気になるにおいは口臭だった。
他人の口臭が気になる場面は、「職場・学校」が62.1%と最多で、
次いで「電車やバスの中」(42.6%)、「家庭」(21.4%)が続いた。
口臭が気になった相手は、「たまたま近くにいた人」が39.3%、
「同僚」が37.8%、「上司」が32.8%、「父親・母親」が24.3%とさまざま。
口臭が気になることを指摘できる相手は、「夫・妻」が12.6%、
「父親・母親」が10.1%と、血縁関係でも1割程度にとどまった。
口臭は、83.9%の人が「迷惑」と回答したが、
実際に口臭を指摘したことがある人は27.5%にとどまり、
72.5%の人は「誰にも言わない」と答えた。
口臭の原因については、「歯垢」と考えている人が41.1%で最も多く、
「歯の間の食べカス」が36.8%、「舌苔(舌の汚れ)」が36.6%で
これに続いた。
日ごろの口臭対策では、「お茶や水を飲む」(47.0%)、
「食後の歯磨き」(43.8%)、「ガムを噛む」(43.6%)
など生活習慣的な取り組みが多く、
「口内ケア用の食品の利用」(27.4%)、「舌苔をとる」(23.9%)、
「歯の治療」(22.9%)など口内環境を整える行為がこれに続いた。
調査結果について日本歯科大生命歯学部の八重垣健教授は、
「1995年に18-26歳の女性2389人を対象に調査をした際、
自分の口臭を気にすると答えた人は19.1%、
他人の口臭を気にするという人は42.7%だった。
口臭を意識する人が明らかに増えている」
とした上で、口臭の原因として36.6%の人が「舌苔」と認識していながら、
実際にケアしている人が23.9%にとどまっていることについて、
「舌ケアの重要性が広まっていないことをあらためて実感する。
十数年前の調査では、米国での舌ケア実施率は50-60%
であったことからも明白だ」としている。